【2023最新】職業用ミシンおすすめ9選｜後悔せず安く買う！JUKIやジャノメも

裁縫を楽しむ方にとってミシンは欠かせないアイテムです。しかし本格的な洋裁をしようと思うと、家庭用ミシンでは針が貫通しなかったり、仕上がりがきれいに決まらなかったりなどの悩みが出てきます。そこでおすすめしたいのが職業用ミシンです。

職業用ミシンとは、家庭用ミシンよりも耐久性とパワーに優れたプロも使うミシンを指します。とは言っても、職業用ミシンは高価。何を基準に選んだらいいかわからない方も多いはずです。

そこでこの記事では、職業用ミシンのおすすめ商品と失敗しない選び方、さらに家庭用ミシンと工業用ミシンとの違いを解説します。またミシン購入者354人・職業用ミシン購入者32人に行ったアンケート結果も掲載します。

☆この記事を読めば職業用ミシンが簡単に選べます！

職業用ミシンは家庭用ミシンと比べ物にならないパワーを備えており、厚手の生地もらくらく縫えるのが特徴です。しかし、職業用ミシンは基本的には直線縫いに特化しているため、家庭用ミシンのように模様縫い・ボタンホール・裁ち目かがりなどの便利な機能を搭載していません。

便利機能も使用したい方は、職業用ミシンと家庭用ミシンの両方を購入し使い分けをおすすめします。

⏬職業用ミシンの特徴

• アルミキャストフレームなど使用で耐久性が高い
• 直線専用ミシン
• パワーもスピードも1番
• 仕上がりが美しい
• 作業音が大きい
• ハンドメイド作家やデザイナーなどプロ向け

初めに、職業用ミシンと工業用ミシンの違いについてです。異なるポイントは以下の通りです。

• サイズ・重さ
• 押さえと送り
• 電気代
• 運転音

職業用ミシンに比べて、工業用ミシンの方がサイズが大きく重たくなります。工業用ミシンは80kg程度あるので、1度設置をしてしまうと移動ができません。また、運転音がうるさく電気代もかなりかかります。しかし、押さえと送りではしっかりと固定をするので、両手が空くのはメリットです。

職業用ミシンといえば、縫い目がきれいな点が魅力です。口コミでも縫い目がきれいとのコメントが多いです。初心者の方でも、裏地の縫い目まできれいにしたい方は職業用ミシンがおすすめです。

職業用ミシンは直線縫いに特化していて、きれいに縫えます。直線縫いしかできない点はデメリットですが、厚手の生地まで縫える点やスピードが速い点は魅力的です。

初心者に難しいのが糸調子です。しかし、説明書にも糸調子の調整方法などが記載されているので、難しくはありません。 厚手の生地でも、薄手の生地でも糸調子の調整は難しくないとのコメントもありました。

自動糸調子ではないため、自分自身で調整をしなければなりませんが、問題なく使用ができるとの声が多かったです。

「JUKI（ジューキ）」は、1947年に創業された工業用ミシンの世界トップシェアメーカーです。プロからの評価も高く、世界中のアパレルブランドでミシンが使われる実績を持っています。国内メーカーなので信頼できるのも魅力的です。

また、同メーカーの職業用ミシンは最高速度が速く、縫いスペースが広いため大きな作品を作るときにも活躍します。加えてミシンの耐久性にも優れており、使用ユーザーの中には10年使っても壊れないとする声も上がっています。

JUKIと同様にミシンメーカーの中でも特に知名度が高いメーカーが「brother（ブラザー）」です。お手頃な電子ミシンから刺繍ミシンまで幅広く扱う歴史ある国産ミシンメーカーで、実績はもちろんサポートも充実しています。

brotherの職業用ミシンは、正確かつスムーズに布を縫えるのが特徴と言えます。たとえば、ベルベットやジョーゼットなどの柔らかい布は、縫いずれや横ずれが発生しやすいのが難しい所です。

しかし、brother独自の下針送りが布地を的確に送ってくれるので、初心者でも柔らかい布を縫いやすいのがメリットです。もちろん厚手や通常の布でもスムーズに縫えます。

「JANOME（ジャノメ）」は2021年に創業100周年を迎えた国内の老舗メーカーで、機能性が優れている点が人気を集めています。自動糸切り機能に加えて押さえ圧の調整など、厚手の生地や枚数を重ねて縫う方に嬉しい機能を搭載しています。日本の老舗メーカーでさまざまな年齢層から愛されているのも特徴です。

職業用ミシンの性能で選ぶのであれば、「SINGER（シンガー）」も外せないメーカーです。170年以上の歴史のあるアメリカのミシンメーカーで、世界初の実用ミシンを発表したメーカーとして有名です。品質の高さとおしゃれなデザインが評判です。

絶妙な押え圧力の調節が可能であり、柔らかい素材や堅い素材であっても丁度よく押えられます。また、押えを保ちつつ直線上に縫えば、どのような素材でも美しい縫い目を実現できるのです。針仕上げや縫い返し、フットコントローラーなど、ストレスフリーに使える機能が多いのも魅力と言えます。

職業用ミシンは｢職業用｣であるため、家庭用ミシンに比べて価格も高めに設定されています。その中でも高価な職業用ミシンは13万円~20万円台の価格です。

一方、低価格帯となると10万円を切り、7万円前後のモデルも販売されています。家庭内で使うのであれば10万円以下のモデルで十分です。

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

これだけです。「その種類がわからない！」「必要・不必要をどう決めるの？」っと思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

最終的に【CHECK】のミシンに行き着くことになります。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけはすべて目を通してください！

職業用ミシンには、家庭用ミシンと違って、

・針の種類の違い

・速度

の概念があります。本記事は初心者向けのため、まずはそこから順に解説します。

種類が豊富で、なおかつ耐久力のある針を求めている方には、工業用針をおすすめします。

工業用針は針軸が丸いため、ミシンにまっすぐ取り付けるのが少々難しい点、さらに取扱店が少ないのがのがよく言われる弱点です。

しかし、縫う布に合わせて豊富な種類から針を選べて、耐久性がありランニングコストも高いのが魅力です。

この取り付けの難しさや入手難易度を考えると、ある程度ミシンの扱いに慣れている中級者～上級者向けの針と言えます。

ミシンの針について特にこだわりがないのであれば、大体の場合は家庭用針で問題なし！

家庭用針はミシンに取り付けやすく、さらに、ミシンの自動糸通し機能に対応しているメリットがあります。普通の人はこちらのほうが使いやすいです。

工業用に比べると耐久性や種類の豊富さにも劣りますが、手軽に手に入る点から初心者にもおすすめです。

ただし、基本的には職業用ミシンには工業用針を使用するため、購入時に家庭用ミシンに対応しているか確認してください。

一般的な職業用ミシンの縫製速度は1分に平均1500針。

職業用ミシンは縫うスピードの速さが魅力です。その中でも特に縫製速度の高い商品を選べると、より効率的に作業を行えます。

一般的な職業用ミシンは1分につき1500針程度縫えますが、さらに早さを重視する場合は、1分につき1600縫えるものがおすすめです。この100針の差が響きます。

ちなみに1600針縫えるとして有名なのは、ベビーロック製の「エクシムプロ」。工業用ミシンを除けばパワー耐久性ともに最高と名高いです。

どの機能が必要なのか分からず、とりあえず職業用ミシンを見てみたがよくわからない

という方が多いのではないでしょうか。

ミシン選びの１番の悩みどころは機能の取捨選択です。今回、職業用ミシン購入歴のある32人を対象としたアンケートで、「本当に必要な機能」「あっても使わない機能」などを調査しました。

※サンプル数の少なさは職業用ミシン保持者の少なさゆえご理解ください

職業用ミシンを使っている先輩たちの意見を参考に、自分に必要な機能を把握していきましょう。

以下はミシン購入者全般に対して行ったアンケート結果です。職業用ミシンにも当てはまるため、参考にしてください。

人気の機能はわかった！けど、他の機能は全部いらないってこと？

と思う方も少なくないでしょう。

ここまでで紹介した機能以外にも、ミシンにはたくさんの機能の種類があります。ですが、搭載されてなくてもストレスがさほど発生しない可能性が高いです。「重要な機能だけ把握できれば良い」という方は、ここに来るまでに押さえた機能だけ意識すれば大きな問題は発生しません。

「とはいえ、自分に合いそうな機能が購入後見つかったら嫌だ」という方は、こちらの「口コミで分かったあってもあまり使わない機能」を参考にしつつ、＋αでミシンに欲しい機能はないか探してみましょう。

職業用ミシンは家庭用ミシンに比べて一回り大きいです。

• 横幅45cm程度、重さは11〜13kg

が一般的。また付属の補助テーブルをつけて70cmまで広げられるものがほとんどです。

ランキングを見る前に再度確認。

失敗しない商品を選ぶためのポイントはこちら！

他に気にすべき項目があるのではないか

ここまでで自分にとって使いやすいミシンを選ぶことができるようになりましたが、まだ見るべきポイントがあるのではと不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

押さえとは、ミシンの布が針と一緒に持ち上がらないように抑えるためのパーツです。基本押え・ファスナー押え ・裁ち目かがり押えなどさまざまです。基本的なものは元々付属していることも多いですが、上級者向けのものはオプションである場合があります。

また、ミシンの押さえは規格がさまざまで、各社共通ではありません。同じメーカー内でもシリーズによって使い回せないものも多く、特定の押さえが使いたいのに使えない場合もあります。どんな縫い方がしたいか具体的に用途が決まっている方は、しっかりパーツの対応もチェックしましょう。

手元を照らすライトはあって当然と思いがちですが、価格の安いミシンの中には非搭載機種もあります。そのため、マストでチェックするべきです。

照明の真下で作業する場合以外では、ライトがないと手元が暗く大変見づらいため、作業自体が遠のいてしまいます。失念しがちですが大切なチェックポイントです。

職業用ミシンは家庭用ミシンよりも高い値段設定なので、手軽に手に入れられないのがネックな部分です。家庭で使うのに十分な職業用ミシンは7万円ですが、中古なら5万円程度で求められます。

中古ミシンはどこで買うか悩むところですが、手軽に買いたいならネットショップ、フリマアプリがおすすめ。ただし中古購入に慣れていない方は店舗での購入が安心です。また、中古ミシンを選ぶ際は以下の点をしっかり確認しましょう。

• 年式・発売年
• 正常に動作するか
• 動作音が大きくないか

見落としがちなのが「動作音」です。モーターが劣化している場合、動作音が通常より大きくなっている場合があります。周囲に配慮が必要な環境で使うなら、必ず確認してください。

ご紹介した確認ポイントで説明したとおり、安ければいいわけではなく、すでに人が使用していると、ミシンの劣化が現れている場合もありえます。そのため安く買うだけではなく、新品に近い中古の職業用ミシンを選ぶのがおすすめです。

状態のいい中古品に出会えない場合は、質の悪い中古を買うよりも新品を選びましょう。状態の悪い中古品を買うと、すぐに壊れたり、使い勝手が悪くてストレスになったりします。新品を安く買ういたいのであれば、やはりセール時期がおすすめです。特に在庫処分セールの場合、価格がぐっと下がる可能性があります。

職業用ミシンは、ハイパワーかつ素早い縫製が可能になる大変便利なミシンです。職業用ミシンを使えば、きれいな縫い目で本格的な縫製も楽々行えます。これを機に本格的な裁縫に挑んでみたいと思った方は、ぜひ記事内で紹介した職業用ミシンを試してみてください。