グッドデザイン賞受賞のミシンはおすすめ！最新2022年度の受賞商品も

グッドデザイン賞という言葉はよく耳にしますね。グッドデザイン賞は公益財団法人日本デザイン振興会主催で有形・無形を問わず、その年に新しさ・高度さ・価値観・社会貢献などで優れた物事に送られる賞のことです。毎年10月に結果が発表されます。

ミシンもグッドデザイン賞の審査対象です。グッドデザイン賞を受賞した商品はデザイン性が高く、非常に使いやすいことは言うまでもありません。そのため非常に人気が高く、なかなか手に入らないということもあります。

グッドデザイン賞を受賞したミシンは、どのようなところを評価されたのでしょうか？この記事では2020年～2022年にグッドデザイン受賞したミシンの特徴と、正規品の購入方法や、その他おすすめミシンを解説します。参考にしていただければ幸いです。

2020年グッドデザイン賞を受賞した日本製ミシンは2つあります。その1つは、株式会社アックスヤマザキの「子育てにちょうどいいミシン」です。このミシンは同時に「2020年グッドデザイン・ベスト100」にも選ばれました。また、この商品は「2020年キッズデザイン賞少子化対策担当大臣賞」も受賞しています。

受賞理由は以下の通りです。

• 本体のデザインが斬新
• 早く準備ができるうえに収納しやすい
• 使い方はスマホ動画で解説
• 初心者にとって使いやすい

このミシンの情報を下記に詳しく紹介しています。参考にしてください。

「子育てにちょうどいいミシン」を実際に使った人が、いろいろな意見をネット上に挙げています。いくつか取り上げますので参考にしてみてください。

• マグネット枠を採用し、刺繍枠に布を張る作業を簡単にしたこと
• 最新のUI（人とデバイスをつなぐ役割を持つもの）機能で作品作りの幅を広げたこと
• 「モニタリングアプリ」でミシンのエラーから縫製完了まで簡単に状況把握できること

この商品は取扱店限定商品ですので、ネット通販では購入できません。取扱店舗一覧を記載しているページをこの下に貼りますので、購入したい人はそちらをご覧ください。

2022年度にグッドデザイン賞を受賞したのはJUKIの家庭用コンピュータミシン「HZL-UX8」です。ミシン本体にタッチパネルを搭載しているため、スマホのように直感的に操作できます。誰でも使いやすい優れたデザイン性が高く評価され受賞となりました。

ここからはミシンを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にミシンを購入した354名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• ミシンの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してミシンを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、たった3つのポイントを意識するだけでミシン選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①自分にあった種類を選ぶこと

②自分に必要な機能・必要でない機能を確認すること

③サイズを作業スペース・収納場所・作りたい用途に合わせること

これだけです。「その種類がわからない！」「必要・不必要をどう決めるの？」っと思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 購入する目的と、ミシン習得度によって種類を選択する
• 使わない機能がたくさんあるミシンは買わない
• 作業スペースに・収納場所の長さを測り、自分の作りたいものが作れるサイズを確認する

これが失敗しないミシン選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

人気の機能はわかった！けど、他の機能は全部いらないってこと？

と思う方も少なくないでしょう。

ここまでで紹介した機能以外にも、ミシンにはたくさんの機能の種類があります。ですが、搭載されてなくてもストレスがさほど発生しない可能性が高いです。「重要な機能だけ把握できれば良い」という方は、ここに来るまでに押さえた機能だけ意識すれば大きな問題は発生しません。

「とはいえ、自分に合いそうな機能が購入後見つかったら嫌だ」という方は、こちらの「口コミで分かったあってもあまり使わない機能」を参考にしつつ、＋αでミシンに欲しい機能はないか探してみましょう。

小さいのも大きいのもあるけど、サイズの違いで何か変わるの？

と疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はこのポイントをしっかり選ばないと、作れるものの制限や購入後のストレスを発生させてしまう恐れがあります。

ミシンのサイズを決める上で重要ことはズバリ、

①作業スペース・収納場所に置けるか

②自分の作りたいものを作れるか

の2つです。

アックスヤマザキの「子育てにちょうどいいミシン」の本体幅は29.4cm、

ブラザーの「職業用刺しゅうミシンPR1055X」の本体幅は56.1cmです。

38cm以下のミシンは、お子様の幼稚園グッズや小物を作る程度にちょうどいいサイズ感です。

本体幅が45cm以上であればカーテンや洋服など大きな布もストレスなく作業できますが、職業用ミシンはサイズが大きいので、作業スペースや収納スペースの確保が難しい場合もあります。

作業スペースや収納場所の長さをしっかり測り、かつ自分が作りたいもが作れるか確認しておけばミスマッチは発生しません。購入前に必ず確認しましょう。

他に気にすべき項目があるのではないか

ここまでで自分にとって使いやすいミシンを選ぶことができるようになりましたが、まだ見るべきポイントがあるのではと不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

グッドデザイン賞以外にも優秀なミシンに送られる賞は国内外にたくさんあります。デザインや使いやすさなど審査の内容はいろいろですが、日本製ミシンが実際に受賞した賞と商品の一例は以下の一覧表の通りです。

特に受賞歴はなくてもおしゃれなミシンはたくさん出回っています。この下でおすすめ商品を3つ紹介しますので、興味のある人は検討してみてください。

ミシンはデザイン性よりも使いやすさを重視して選びましょう。初心者でも使いやすいミシンをこの下で3商品紹介します。

指定した模様を刺繍できる機能です。子どもの入園・入学グッズを手作りしたい方におすすめです。コンピュターミシンに種類が豊富な模様縫いが搭載されている傾向です。

大きな絵柄の刺繍ができたり、新たな刺繍をダウンロードできたりするミシンほど高価になりますが、簡単な刺繍機能付きの機種ならば安価なモデルも存在します。

押さえとは、ミシンの布が針と一緒に持ち上がらないように抑えるためのパーツです。基本押え・ファスナー押え ・裁ち目かがり押えなどさまざまです。基本的なものは元々付属していることも多いですが、上級者向けのものはオプションである場合があります。

また、ミシンの押さえは規格がさまざまで、各社共通ではありません。同じメーカー内でもシリーズによって使い回せないものも多く、特定の押さえが使いたいのに使えない場合もあります。どんな縫い方がしたいか具体的に用途が決まっている方は、しっかりパーツの対応もチェックしましょう。

手元を照らすライトはあって当然と思いがちですが、価格の安いミシンの中には非搭載機種もあります。そのため、マストでチェックするべきです。

照明の真下で作業する場合以外では、ライトがないと手元が暗く大変見づらいため、作業自体が遠のいてしまいます。失念しがちですが大切なチェックポイントです。

「子育てにちょうどいいミシン」は株式会社アックスヤマザキの公式サイトか、楽天市場で購入できます。もし売り切れていた場合は、楽天市場で予約をしましょう。商品は注文順に順次発送されますので確実に手に入ります。

しかし、このミシンは非常に人気があるので転売する人がいるのも事実です。転売品は絶対に買わないよう、先ほど紹介した楽天市場のページかこの下に貼る公式サイトで予約・購入するようにしてください。

グッドデザイン賞を受賞したものは、使う人に寄り添った設計になっているのが特徴です。ミシンに限らず商品選びの目安にしましょう。しかし、ミシンは受賞歴にとらわれず、自分の技量で使いこなせる商品かという視点で選ぶようにしてください。