【2023】子供用ミシンおすすめランキング｜初めてのミシンに【小学生向にも】

裁縫には欠かせないミシン。ハンドメイドはもちろん、お子さんの通園・通学グッズのためにミシンを使っているお母さん・お父さんも多いですよね。また、ミシンは小学校の家庭科の授業で子供たちが使用するアイテムでもあります。

そのため、「入学前にミシンに慣らしておきたい」「子供がミシンに興味があるのでやらせてみたい」と考え購入を検討する方が多いです。しかし、子供にミシンを与えて大丈夫なのかと不安に思う方もいますよね。

本記事では子供でも安全に使えるミシンを紹介します。子供にミシンを体験させるメリットや注意点、親子で一緒に使えるおすすめミシンについて解説。小学生向けも紹介するので、初めてのミシン選びの参考にしてみてください。

ミシンには「〇才からはじめるのがおすすめ」など正解はありません。しかし、最低限の機能を備えたシンプルなソーイングミシンは対象年齢7才以上(小学生以上)のものが多いです。

はじめてミシンに触れる場合、まずは二枚の布をまっすぐに縫い合わせていくところから始めましょう。まっすぐに縫えるようになったら返し縫いやカーブなど、できる作業を徐々に増やしていくのがおすすめです。

小学校高学年になれば、多くの学校の家庭科でミシンの授業が行われます。授業で扱われる前にあらかじめミシンの使い方を知っておけば、針への恐怖心や抵抗感といったものも無く、スムーズな作業が可能となります。

中には作業が遅れていることを気にしてプレッシャーを感じ、余計にうまくできなくなる子もいます。だからこそ、事前に慣れておくことは子供の気持ちの面でもいい影響を与えるはずです。また、他のお友達の手助けもできて、本人の自信にも繋がります。

同じ作業を長時間続けるのは、大人でもなかなか難しいものです。特に好奇心旺盛な子供であれば、大人より気が散りやすくなります。「いざ机に向かわせてみても、目を離すと違うことをしていた」こともありますよね。

ミシンは手元から目の離せない作業ですが、長時間向き合ってくれる子が多いのが特徴です。布が縫われていく様子が見えるので、飽きずに作業ができるのもミシンならではのメリット。小学校の授業時間は1コマ45分なので、お家でも45分を目安にするのがおすすめです。

子供のうちからミシンに触れることで以下のメリットを得られます。また、小学校ではミシンを使った裁縫の授業も行うので、予習としても最適です。

• イメージしたものを形にすることで子供の創造力を刺激する
• 細かいパーツを扱うことで手先が器用になる

また、ミシンは縫い方を誤ってしまっても糸を切ればやり直しできます。そのため、「何がよくなかったのか」「次はどうすればいいのか」など自ら考える力を養えるのもメリットです。

女性でも持ち運びが容易なコンパクトミシンは体の小さな子供にもおすすめです。全体像が視界に入った方が作業もしやすいメリットがあります。洋服のような大きな作品の制作には向いていませんが、マスク・ポーチ・通学時の手提げ袋などを作るのに最適です。

また、小型であることから価格も安いものが多いので、親子で使う最初の1台としても人気を集めています。

多機能ミシンはつまみやボタンが多く、初心者のうちは扱いづらいと感じる方も多いです。そのため、子供と一緒に使場合は必要最低限の機能が備わったシンプルなミシンがおすすめです。とくに、子供がメインで使う内は「子供でも操作しやすいか」を重視して選びましょう。

自ら進んでミシンを使いたい場合を除き、まずは子供に興味をもってもらうところから始めなければなりません。そのため、ミシンのデザインも重要な要素です。

最近ではディズニーなどのキャラクターが描かれたかわいらしいデザインのミシンも販売されています。キャラクターデザインのものはコンパクトミシンに多いので、親子で使うミシンとして活躍できるのが魅力です。

ミシンの多くは対象年齢が7歳以上の製品が多いですが、対象年齢は製品によって異なります。お子さんが対象年齢に入っている商品を選びましょう。

また、ミシンの中には子どもがけがをしないように針ガードや針カバーが搭載されている「おもちゃミシン」もあるので、安全なミシンがほしい場合はそちらもおすすめです。

ここからはミシンを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にミシンを購入した354名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• ミシンの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してミシンを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、たった3つのポイントを意識するだけでミシン選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①自分にあった種類を選ぶこと

②自分に必要な機能・必要でない機能を確認すること

③サイズを作業スペース・収納場所・作りたい用途に合わせること

これだけです。「その種類がわからない！」「必要・不必要をどう決めるの？」っと思う方も多いと思いますが、じっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 子供でも操作しやすいかを重視して種類を選択する
• 必要最低限の機能が揃った簡単操作のミシンを選ぶ
• 圧迫感のないコンパクトサイズがおすすめ

これが失敗しないミシン選びの最初のステップです。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

人気の機能はわかった！けど、他の機能は全部いらないってこと？

と思う方も少なくないでしょう。

ここまでで紹介した機能以外にも、ミシンにはたくさんの機能の種類があります。ですが、搭載されてなくてもストレスがさほど発生しない可能性が高いです。「重要な機能だけ把握できれば良い」という方は、ここに来るまでに押さえた機能だけ意識すれば大きな問題は発生しません。

「とはいえ、自分に合いそうな機能が購入後見つかったら嫌だ」という方は、こちらの「口コミで分かったあってもあまり使わない機能」を参考にしつつ、＋αでミシンに欲しい機能はないか探してみましょう。

小さいのも大きいのもあるけど、サイズの違いで何か変わるの？

と疑問を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はこのポイントをしっかり選ばないと、作れるものの制限や購入後のストレスを発生させてしまう恐れがあります。

ミシンのサイズを決める上で重要ことはズバリ、

①作業スペース・収納場所に置けるか

②自分の作りたいものを作れるか

の2つです。

上記でも記載した通り、お子様と一緒にミシンを使う場合は圧迫感のないコンパクトサイズを検討しましょう。

コンパクトサイズのミシンの本体幅は、40cm未満です。

40cmであれば、お子様の幼稚園グッズや小物なども問題なく裁縫できます。

38cm未満のミシンは機能が少なく、初心者におすすめのサポート機能が搭載されていない製品も多いので注意が必要です。

ミシンのサイズはフルサイズ・コンパクトサイズなどの名称が使われる場合もありますが、メーカーのスペック詳細には「幅x高さx奥行（順不同）」の表記で書かれているのがほとんどです。作業スペースや収納場所の長さをしっかり測り、かつ自分が作りたいもが作れるか確認しておけばミスマッチは発生しません。購入前に必ず確認しましょう。

他に気にすべき項目があるのではないか

ここまでで自分にとって使いやすいミシンを選ぶことができるようになりましたが、まだ見るべきポイントがあるのではと不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目について実施したアンケート結果を見てみましょう。

針のまわりにガードが付いているので、指をけがする心配がなく安心して子供に使わせられるトイザらス限定のおもちゃミシンです。本物そっくりのフットペダルを踏むだけの簡単操作なので、子供でも扱いやすくなっています。

あらかじめ糸がセッティングされており、すぐに遊べるのも嬉しいポイントです。電池式のため場所を選ばずに遊べて、ハンドル付きで持ち運びしやすくなっています。

押さえとは、ミシンの布が針と一緒に持ち上がらないように抑えるためのパーツです。基本押え・ファスナー押え ・裁ち目かがり押えなどさまざまです。基本的なものは元々付属していることも多いですが、上級者向けのものはオプションである場合があります。

また、ミシンの押さえは規格がさまざまで、各社共通ではありません。同じメーカー内でもシリーズによって使い回せないものも多く、特定の押さえが使いたいのに使えない場合もあります。どんな縫い方がしたいか具体的に用途が決まっている方は、しっかりパーツの対応もチェックしましょう。

手元を照らすライトはあって当然と思いがちですが、価格の安いミシンの中には非搭載機種もあります。そのため、マストでチェックするべきです。

照明の真下で作業する場合以外では、ライトがないと手元が暗く大変見づらいため、作業自体が遠のいてしまいます。失念しがちですが大切なチェックポイントです。

2021年に創業100周年を迎えた国内の老舗メーカーです。初心者から上級者向けのミシンまで取り扱いが豊富にあります。価格も手軽に使える安価なものから本格的で高級なものまで、機能や用途に合わせて選びやすいのが特徴です。

どのメーカーの商品にも欲しい機能があって価格帯も同じくらいという状況になった際は、ジャノメを選んでおけば問題はないでしょう。

170年以上の歴史のあるアメリカのミシンメーカーで、世界初の実用ミシンを発表したメーカーとして有名です。品質の高さとおしゃれなデザインが評判です。

世界的にファンの多いメーカーですので、気になった方は一度チェックしてみてください。

人気のモデルは、「モナミヌウ」「モニカピクシー」です。

お手頃な電子ミシンから刺繍ミシンまで幅広く扱うブラザー工業。歴史ある国産ミシンメーカーで、実績はもちろんサポートも充実しています。

初心者でも使いやすい機能が多く、最初の一台におすすめのメーカーです。家庭用から工業用まで取り扱い豊富なので、どんな用途の方でも満足できます。

他メーカーと比べて刺繍のできるミシンに力を入れているので、かわいいキャラクターの刺繍機能を使いたい方はチェックしてください。

1949年に創立した国内ミシンメーカーです。お手頃価格で販売しているのが特徴で、安くて使いやすいミシンが見つかります。機能は最低限でお安く済ませたいという方は、一度チェックするのがおすすめです。

また、サンリオや不二家のペコちゃんなどキャラクターとコラボしたミシンも販売しています。キャラクター商品が好きな方にもおすすめのメーカーです。

子供用ミシンとして、アックスヤマザキが販売している「トイザらス限定 毛糸ミシン」やスヌーピー柄のミシンを探している方もいますよね。しかし、残念ながらどちらも中古品しか手に入らない状況です。

中古品でも状態がいいものはありますが、中にはメンテナンスが不十分なミシンも。子供が使うものなので中古品を選ぶ際は特に慎重さが必要です。子供さんの初めてのミシンには、やはり新品のミシンをおすすめします。

ミシンの練習をはじめたら、小学生ほどの子供であれば布地が小さくて作業工程が少ないものから始めるのがおすすめです。

そのため、2枚の布を縫い合わせてできる立体マスクが簡単に作れるアイテムとして最適。カーブを縫う練習にもなるので、「直線縫いに慣れて次の段階に進みたい」ときにもぴったりです。また、マスク以外にも、シュシュやポケットティッシュケースなども直線縫いで簡単にできます。

子供のうちからミシンに慣れさせておくことにはたくさんのメリットがあります。「うちの子にはまだ早いかも？」とお悩みの方も、初心者でも簡単に扱えるミシンで、子供だけでなく親子で一緒に楽しく学びましょう。